19世紀後半、フランスやベルギーを中心として、象徴派と呼ばれる芸術運動が起こりました。
日本でも明治末から大正にかけて、「秋の日のビイオロンのためいきの・・・」の訳詞で有名な上田敏によってビェル
レーヌ、マラルメ、ビェラーレン、マーテルランクなど、同時代の象徴派の詩人が紹介されています。
そのためでしょうか、象徴派ということばにはある種ノスタルジックな響きがあります。
一方、象徴派の画家たちは、眼に見える世界を超えたところにある理想や、物事の背後に潜む存在の神秘を描き出そうと試みます。
象徴派の画家たちが紡ぎ出す、夢幻美の世界をお楽しみください。
期間 2012年11月3日~12月16日
開館時間 午前10時~午後5時
会場 姫路市立美術館
観覧料 一般・1000円
大学・高校生・600円
中学・小学生・200円