書画をたしなみ、詩をよくした古今の文士にとって、それを手掛けるための机上の文具は何よりの宝でした。中国、朝鮮、そして我が国の文士たちは、自らの審美眼で手にした文具を愛用するとともに、その気品ある品々を飾って楽しみました。それは文具が単なる道具としての用途にとどまらず、美的価値をもって扱われていたことを意味します。それだけに現在に伝わる品々は、文士たちが選び抜いてきたものであり、文士の教養を示すステイタスともいえるものとなっています。
この展覧会では、中国、朝鮮の作品を中心に、硯・墨・筆・筆筒・水滴・拓本など、文士が愛した作品の数々を紹介し、その魅力に迫ります。
この展覧会では、中国、朝鮮の作品を中心に、硯・墨・筆・筆筒・水滴・拓本など、文士が愛した作品の数々を紹介し、その魅力に迫ります。
開館時間 10時~17時(入館は4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし7月16日は開館)
期間 7月16日まで
入館料 一般300円、大学・高校200円、中学・小学生50円
場所 姫路市書写の里・美術工芸館
休館日 月曜日(ただし7月16日は開館)
期間 7月16日まで
入館料 一般300円、大学・高校200円、中学・小学生50円
場所 姫路市書写の里・美術工芸館