のちの徳川二代将軍秀忠とその正室江の長女として生まれた千姫（1597～1666）。
七歳で豊臣秀吉の子秀頼に嫁ぎ、大坂夏の陣では夫やその母淀とともに大坂城にこもりますが、（1615）5月、落城前夜に脱出。
翌年、桑名藩主本多忠政の子忠刻に再嫁し、（1617）、姫路城西の丸に移り住みます。しかし夫は若くして病没。
千姫は落髪して天樹院と称し、江戸城内で徳川家の長老としてのつとめを果たしたのでした。
本展では、その波乱に満ちた生涯を、姫路城で過ごした九年余りの日々にも光を当てつつ、歴史資料や文学なのでたどるとともに、小説や映画などに劇化されたさまざまな千姫像を通してその豊かな物語性を紹介します。
1. 展覧会名
特別展「江(ごう)の娘 千姫」
◎南館ギャラリー（南館1階）にて、写真家・北村泰生「千姫の面影 姫路城写真展」を同時開催。 2. 会期
平成23年（2011年）10月7日（金）～11月27日（日）
午前10時～午後5時（入館は4時30分まで）
※休館日／毎週月曜日（10月10日は開館）
10月11日（火）、11月4日（金）、11月24日（木） 3. 会場
姫路文学館 特別展示室（北館2階） 4. 観覧料
一般500円、大学・高校生300円、中・小学生200円 5. 後援
朝日新聞社、NHK神戸放送局、神戸新聞社、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西