本日は、あの姫路城の西の丸にある
千姫さまゆかりの化粧櫓(けしょうやぐら)を紹介したいと思います。
千姫さまゆかりの化粧櫓(けしょうやぐら)を紹介したいと思います。
姫路城西ノ丸にある千姫化粧櫓・・・
徳川の血筋である千姫は、姫路城主本多忠政の長男忠刻と結婚し、
波乱の人生のなかで最も幸せな時期を姫路城で過ごしたであろうと言われています。
千姫が朝夕に男山の天満宮を遥拝する時に休息し、化粧を直したので、
化粧間または化粧櫓と言い伝えられたそうです。
短い結婚生活であり、授かった男の子も3歳で亡くなってしまったため、
姑・熊姫が望んだ将軍の血を引く男子という夢は叶いませんでしたが、
持参金は望み通り・・・おかげで、本多家の姫路城に、
その持参金で建てた櫓というのが、現在の姫路城の西の丸にある化粧櫓なのです。
内部は畳を敷いた趣のある造りで、眺めのよい場所。
唯一、千姫の名残を止める貴重な建物です。
普段は一般公開をしていませんのでこの機会に是非!
【開催日】 2011年03月01日(火) ~ 2012年03月31日(土)
【開催場所】 姫路城
【アクセス】 電車利用 姫路駅より徒歩 約15分
バス利用 「姫路城大手門前」下車 徒歩5分