今回は3月26日からの公開に先駆けて、
姫路城修理見学施設「天空の白鷺」の
プレリリース会がありましたのでお邪魔してきました。
実際に、思ったことは、
姫路城大天守改修を見学して2つのことです。
1つは、今回の改修で塗り直される内壁・外壁用の『壁漆喰』と
屋根瓦の継ぎ目に塗る『屋根目地漆喰』の技術が匠たちに継承され
ていることです。
屋根瓦の継ぎ目に塗る『屋根目地漆喰』の技術が匠たちに継承され
ていることです。
また、他にも他の匠たちの技術によって修理される所があると思います。
このような「伝統的な技術」を未来に引き継がなくてはいけないと強く思いました。
2つ目は、私が小学生のときに行われた『昭和の大改修』で交換された
大天守の古い大柱です。
東西にそれぞれ高さ24.6m、根元直径95cm、末口42cmと大きな柱で、
これほど大きな木材が見つからず困り果てた関係者が日本各地を探し回り、
ようやく木曽国有林の樹齢780年の檜と地元神埼郡笠型神社の樹齢670年の檜を3階で継ぎ合わせて
再現したそうです。
大天守の古い大柱です。
東西にそれぞれ高さ24.6m、根元直径95cm、末口42cmと大きな柱で、
これほど大きな木材が見つからず困り果てた関係者が日本各地を探し回り、
ようやく木曽国有林の樹齢780年の檜と地元神埼郡笠型神社の樹齢670年の檜を3階で継ぎ合わせて
再現したそうです。
事務所の方にお聞きしたところ、交換するならば350年後くらいになるそうです。
つまり、350年後に24.7mの巨木がなければならないということです。
つまり、350年後に24.7mの巨木がなければならないということです。
日本に豊かな自然がないといけないということになります。
私は、世界遺産姫路城を守るために「伝統的な技術の継承」と「自然保護」が大切なのだと
痛感しました。
痛感しました。
修理中の姫路城を見て、また違う見方が出来るようになりました。
この貴重な機会に是非とも姫路へお越し下さい。
【修理見学施設「天空の白鷺」】
■見学期間
平成23年3月26日〜平成26年春頃
■見学期間
平成23年3月26日〜平成26年春頃
■所要時間
約30分
※修理見学施設以外の見学は約1時間から1時間30分
約30分
※修理見学施設以外の見学は約1時間から1時間30分
■見学時間
▽通常期(9月1日〜4月26日)
見学施設9:15〜16:30(入館は16:15まで)
姫路城有料区域9:00〜16:00(閉場時間17:00)
▽夏 期(4月27日〜8月31日)
見学施設9:15〜17:30(入館は17:15まで)
姫路城有料区域9:00〜17:00(閉場時間18:00)
▽通常期(9月1日〜4月26日)
見学施設9:15〜16:30(入館は16:15まで)
姫路城有料区域9:00〜16:00(閉場時間17:00)
▽夏 期(4月27日〜8月31日)
見学施設9:15〜17:30(入館は17:15まで)
姫路城有料区域9:00〜17:00(閉場時間18:00)
■見学料金
大人200円、小人100円
※別途入城料が必要です
※入城口から修理見学施設までは通常徒歩で15分程度となります
大人200円、小人100円
※別途入城料が必要です
※入城口から修理見学施設までは通常徒歩で15分程度となります
■予約システム運用開始
平成22年11月15日(月)AM10:00〜
平成22年11月15日(月)AM10:00〜
詳しくは公式ホームページをご覧ください
http://himejijo-syuri.jp/
http://himejijo-syuri.jp/
【姫路城入城料】
大人400円 、小人100円
大人400円 、小人100円
姫路城・好古園共通券 大人560円 、小人200円
▼今週の姫路城の外観フォトは下記、姫路市ホームページよりご覧いただけます。
http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2851146/_21909/siro-weekly-photo.html
http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2851146/_21909/siro-weekly-photo.html
おまけ♪
少しだけ桜が開花していました。